SBI証券の口座開設方法を4ステップで解説!メリットや必要書類も紹介

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ネット証券の中でも大手として有名なSBI証券の口座開設の流れを解説します。

SBI証券の口座開設方法は4ステップで完了するので簡単です。

今回はSBI証券の始め方や必要書類を解説するので、スムーズに手続きができるように口座開設の前にチェックしてください。

  Contens

SBI証券の口座開設方法を4ステップで紹介

SBI証券の口座開設方法を、4つの手順で紹介します。

口座開設の方法には「ネットで口座開設」「郵送で口座開設」の2種類があります。

それぞれの流れを解説していきましょう。

SBI証券をネットで口座開設する4つの手順

「ネットで口座開設」で口座を開設する4つの手順は下記のとおりです。

  1. 公式サイトで口座開設の申し込みを始める
  2. 口座開設状況の画面からログインして本人確認書類を提出する
  3. 口座開設の申込完了時に発行される情報を元に初期設定をする
  4. 選択した方法で口座開設の完了通知を受け取る

公式サイトで口座開設の申し込みを始める

SBI証券の公式サイトのトップページや初めて利用する人向けのページに、口座開設のボタンがあります。

そこの口座開設ボタンをクリックして、申し込みの手続きを始めましょう。

申し込みの手順は以下の通りです。

  1. メールアドレスの登録をする
  2. 登録したメールアドレス宛に認証コードが届く
  3. 届いた認証コードの入力をする
  4. 申込者に関する情報を入力する
  5. 規約の確認をする
  6. 「ネットで口座開設」を選ぶ
  7. 発行されたユーザーネームとパスワードを保存しておく

申込後の手続きに必要なので、ユーザーネームとパスワードを忘れずに保存しておきましょう。

口座開設状況の画面からログインして本人確認書類を提出する

申し込みが済んだあとは、以下の流れで本人確認を行います。

  1. 「口座開設状況の確認」からユーザーネームとログインパスワードを入力してログインする
  2. 口座開設状況の確認をする
  3. 書類の提出方法を選んで提出する

以下の2種類から書類の提出方法は選べます。

書類の提出方法 撮影での提出 ファイル選択での提出
対象者 スマホで必要書類を撮影して提出できる人 ・スマホが無い人
・過去の画像を提出したい人
・運転免許証を持っていない人
提出できる書類 マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カードと運転免許証 ・マイナンバーと以下いずれかの書類1点
・マイナンバー通知カードと以下いずれかの書類2点
【・運転免許証
・運転経歴証明書
・写真付きの住民基本台帳カード
・日本国のパスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・印鑑証明書】
取引開始までの最短日数 2日 審査が完了して自宅に郵送物が届いた時点

口座開設申込からお取引までの流れを画像
出典:口座開設申込からお取引までの流れ│SBI証券

スマホで必要書類を撮影できる人は、2つの方法から本人確認の方法を選びます。

1つ目は必要書類と自分の顔を撮影して提出する方法です。

提出方法の選択画面では、下記のように選択しましょう。

インターネット上で口座開設の手続きを完結させる場合の画像
出典:インターネット上で口座開設の手続きを完結させる場合│SBI証券

パソコンから手続きをしている場合には、スマホでQRコードを読み込んで再びログインをします。

スマホから手続きしている場合は、そのまま撮影に進みましょう。

表示される手順に従い自分の顔写真と本人確認書類を撮影し、提出すると本人確認が完了です。

2つ目は必要書類の撮影と銀行照会によって本人確認をする方法です。

住信SBIネット銀行や三菱UFJ銀行に口座を持っている人が利用できます。

下記のように選択して手続きを進めましょう。

インターネット上で口座開設の手続きを完結させる場合の画像
出典:インターネット上で口座開設の手続きを完結させる場合│SBI証券

パソコンで手続きをしている場合は、スマホでQRコードを読み込まなければなりません。

銀行のサイトにログインをして銀行照会ができたら、書類の撮影を行います。

「撮影での提出」を選んだ場合、郵送物は送られてきません。

郵送物で書類が欲しい人は、郵送による口座開設完了通知を受け取れます。

すべての手続きがWeb上で完結させられるので、書類を揃えられる人は「撮影での提出」を選ぶと便利です。

口座開設申込からお取引までの流れの画像
出典:口座開設申込からお取引までの流れ│SBI証券

「ファイル選択での提出」の場合、パソコンやスマホに保存している画像データを画面上にアップロードして本人確認書類を提出します。

書類の審査が終わったら自宅に郵送物が届くため、忘れずに受け取りましょう。

郵送物を受け取ると、取引を開始できます。

口座開設の申込完了時に発行された情報で初期設定をする

本人確認が終わると、口座開設の申し込み完了時に発行されたユーザーネームとログインパスワードで「初期設定」画面にログインをして、初期設定を済ませます。

初期設定は以下の流れで行います。

  1. 連絡先と職業、勤め先を登録
  2. 世帯主との続柄の登録
  3. 利用者または世帯主が上場企業に勤めている人はインサイダーに関する登録
  4. 振込先の金融機関を登録
  5. プランなど取引内容に関する登録
  6. 投資に関する質問とアンケートの回答
  7. 必要な取引口座の申し込みをする

必要な取引口座というのは、信用取引口座やFX口座などのことです。

株式以外の投資を検討している人は登録しておくとよいでしょう。

選んだ方法で口座開設の完了通知を受け取る

すべての手続きが完了して審査が終わると、本人確認で提出した方法で口座開設の完了通知を受け取ります。

Webで手続きを完結させたい場合には「メールで受け取る」を選択すると、申込時に登録したメールアドレスに対して取引パスワード設定ページのURLが届きます。

アクセスをして、任意の取引パスワードの設定をしましょう。

「郵送で受け取る」や手続き方法によっては取引パスワードが記載された郵送物が簡易書留郵便で届きます。

SBI証券を郵送で口座開設する4つの手順

「郵送で口座開設」で口座開設を行う手順は下記の通りです。

  1. 公式サイトで口座開設の申し込みを始める
  2. 郵送された書類に必要事項を記入して返送する
  3. 郵送で口座開設の完了通知を受け取る
  4. 郵送された情報を元に初期設定をする

公式サイトで口座開設の申し込みを始める

SBI証券公式サイトのトップページや初めて利用する人向けのページから口座開設ボタンをクリックして、申し込みを始めます。

申し込みの手順は以下の通りです。

  1. メールアドレスの登録をする
  2. 入力したメールアドレスに対して認証コードが届く
  3. 届いた認証コードの入力をする
  4. 申込者に関する情報を入力する
  5. 規約の確認をする
  6. 「郵送で口座開設」を選ぶ

「郵送で口座開設」を選ぶと以降の手続きは郵送になります。

郵送された書類に必要なものを添えて返送する

口座開設の手続きに必要な書類がSBI証券から普通郵便によって届くので、必要事項の記入をしてSBI証券に返送しましょう。

提出できる本人確認書類は下記の組み合わせです。

マイナンバーカードを提出 ※いずれか1点提出
・運転免許証
・運転経歴証明書
・写真付きの住民基本台帳カード
・日本国のパスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・印鑑証明書
・在留カード/特別永住者証明書
マイナンバー通知カードを提出 ※いずれか2点提出
・運転免許証
・運転経歴証明書
・写真付きの住民基本台帳カード
・日本国のパスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・印鑑証明書
・在留カード/特別永住者証明書

マイナンバーカードを提出する場合は、他の本人確認書類は1点の提出で済みます。

一方でマイナンバーの「通知カード」の場合は、他の本人確認書類が2点必要なので注意してください。

郵送で口座開設の完了通知を受け取る

書類がSBI証券に届いたら、審査が実施されます。

審査が完了すると、登録した住所に簡易書留郵便が届きます。

受け取ったら下記の情報を確認しましょう。

  • ユーザーネーム
  • ログインパスワード
  • 取引パスワード

これらの情報を使って、初期設定をします。

郵送された情報を元に初期設定をする

SBI証券公式サイトの「お客さまサイトへログイン」の画面に、ユーザーネームとログインパスワードを入力してログインをすると、初期設定の画面が表示されます。

初期設定の手順は以下の通りです。

  1. 連絡先と職業、勤め先を登録
  2. 世帯主との続柄の登録
  3. 利用者または世帯主が上場企業に勤めている人はインサイダーに関する登録
  4. 振込先金融機関の登録
  5. プランなど取引内容に関する登録
  6. 投資に関する質問とアンケートの回答
  7. 必要な取引口座の申し込みをする

初期設定が済んだら10分から15分程度で取引を始められます。

SBI証券の口座開設は最短2日で完了!必要な時間は本人確認の方法によって異なる

SBI証券の口座開設に必要な日数は本人確認の方法によって異なり、最短2日で完了します。

本人確認の方法で「撮影での提出」を選ぶと、早ければ翌営業日には取引ができます。

最短で口座開設をする手順を確認しましょう。

  1. 口座開設の申し込みで「ネットで口座開設」を選択する
  2. 本人確認書類の提出方法で「撮影での提出」を選択する
  3. 口座開設の完了通知の受け取り方法で「メールで受け取り」を選択する
  4. 口座開設の申し込みが完了したあとに初期設定を実施
  5. 口座開設の完了通知を受け取ったら任意のパスワードを設定して取引を開始する

最短で取引をしたい場合にはWeb上で手続きが完結する方法を選びましょう。

上記以外の方法を選んだ場合は、郵送物が届くまで取引できないため注意してください。

口座開設だけでは取引ができない!取引を始めるまでの3ステップ

SBI証券で口座を開設しただけでは利用できません。

口座開設後は以下の手順で取引を始めましょう。

  1. サイトのトップページでログインする
  2. 5つの方法で入金をする
  3. 目的に合った株式を選んで購入する

サイトのトップページでログインする

取引を始めるには、SBI証券公式サイトのトップページもしくはスマホから、ユーザーネームとログインパスワードを入力してログインをしましょう。

初期設定を済ませていれば、ログインをしたら取引の準備ができます。

初期設定がまだの場合は、まずは設定を済ませましょう。

5つの方法で入金をする

取引をするには先に資金を入金しなければなりません。

以下の5つの方法から選んで入金をしましょう。

入金方法 手数料 入金が反映されるタイミング
即時入金 無料(SBI証券負担) 即時
SBIハイブリッド預金 振替無料 毎営業日の夕方に振替
リアルタイム入金 無料(SBI証券負担) 即時
銀行振込入金 利用者負担 銀行振込の手続き完了から約1~2時間後
振替入金(ゆうちょ銀行) 無料(SBI証券負担) ・平日14:30までに振替受付→4営業日後の11:00
・平日14:20以降に振替受付→5営業日後の11:00
・土日祝日、年末年始に振替受付→5営業日後の11:00

選んだ入金方法によって、手数料や入金が反映されるタイミングは異なります。

即時入金ならすぐに取引できる

即時入金は入金後にすぐ取引ができます。

以下の提携金融機関のネットバンキングを契約している人は、即時入金を利用できます。

  • 住信SBIネット銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 関西みらい銀行
  • 楽天銀行
  • PayPay銀行
  • セブン銀行
  • スルガ銀行
  • イオン銀行
  • ゆうちょ銀行

パソコンから入金する場合には、「即時入金」から提携銀行の手続きを行います。

スマホから手続きする場合には、ログイン後にメニューから「入出金」を選んで手続きを進めましょう。

振込手数料はSBI証券が負担するのでかかりません。

SBIハイブリッド預金なら「預り金自動スィープサービス」を利用できる

SBIハイブリッド預金なら「預り金自動スィープサービス」を利用できます。

SBIハイブリッド預金とは、SBI証券と住信SBIネット銀行が連携した円預金のことです。

「預り金自動スィープサービス」とは、住信SBIネット銀行に預けている「SBIハイブリッド預金」の残高を使って、SBI証券での株式の買付代金に充当できるサービスのことです。

SBIハイブリッド預金へ預入れたお金は、お客さまのSBI 証券口座の買付余力に自動的に反映し、株式や投資信託、債券などの証券取引に利用できます。また、証券取引に伴う精算代金は、受渡日にSBIハイブリッド預金とSBI 証券口座との間で自動的に資金振替を行います。(自動スィープサービス)
引用元:SBIハイブリッド預金│住信SBIネット銀行

株式を購入する場合に、受渡日に必要な代金がSBIハイブリッド預金から自動的にSBI証券の口座に振り替えられるので簡単に取引ができます。

利用したい場合には以下の流れで申し込みましょう。

  1. 住信SBIネット銀行のWebサイトで「SBIハイブリッド預金」を申し込む
  2. 申込内容を確認した上でSBI証券のWebサイトに移動をする
  3. SBI証券のWebサイトにログインをする
  4. 規約を確認してから同意する

手続きが完了すると「預り金自動スィープサービス」を利用できます。

リアルタイム入金ならインターネットバンキングの登録不要で取引できる

リアルタイム入金なら、インターネットバンキングの登録不要で利用もできます。

以下の対象金融機関に口座を持っていると手数料も無料で即時入金が反映され、すぐに取引ができます。

入金の計上日 対応可能な金融機関
全時間帯翌営業日 ・京葉銀行
・紀陽銀行
・筑邦銀行
・東和銀行
・福島銀行
・広島銀行
・みちのく銀行
・筑波銀行
・山口銀行
・もみじ銀行
・北九州銀行
・足利銀行
15時までの入金は当日扱い15時過ぎの入金は翌営業日扱い ・新生銀行
・阿波銀行
・福井銀行
・秋田銀行
・仙台銀行
・北日本銀行
・三十三銀行
・清水銀行
・愛媛銀行
・四国銀行
・南日本銀行
・豊和銀行
・宮崎太陽銀行
・富山銀行
・荘内銀行
・北都銀行

ただし入金のタイミングによっては、入金計上が必要な取引にすぐに利用ができない場合もあります。

「入金計上が必要な取引」とは、信用取引の追加保証金や預り金の不足額への充当といった一部の取引のことです。

また一部の金融機関では、リアルタイム入金が仲介口座の利用者限定サービスの場合もあります。

仲介口座とは、金融機関を経由してSBI証券で開設をした口座のことです。

銀行振込入金では即時反映はされないが利用する金融機関に条件がない

銀行振込入金の場合は即時反映されませんが、利用する金融機関に条件がないので多くの人にとって利用しやすいでしょう。

銀行振込入金を利用するためには「お客さま専用の振込用口座」への申し込みが必要です。

申し込みの手順は下記のとおりです。

  1. SBI証券の公式サイト「振込用口座のお申し込み」ボタンから手続きを始める
  2. 振込先の銀行を選択する
  3. 申込受付完了メッセージが表示されてから15分程度で利用できる

振込先の銀行は以下の3行から選べます。

  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行

「お客さま専用の振込用口座」への申し込みが完了したら、口座を持っている銀行の窓口やATMから入金手続きをしましょう。

1〜2時間程度でSBI証券の口座に反映されて、取引が利用できるようになります。

振替入金(ゆうちょ銀行)ならゆうちょダイレクトの契約がなくても手数料無料で入金可能

振替入金(ゆうちょ銀行)なら、ゆうちょダイレクトの契約がない人でも手数料無料で入金できます。

ただしゆうちょ銀行で手続きをしてから、入金が反映されるまでは4日~5日かかるため、不足金充当のための入金や信用取引の追証などには間に合わない点に注意です。

あくまで急ぎではなく手数料無料で入金したい場合に、選びましょう。

利用する場合は以下の手続きが必要です。

  1. SBI証券公式サイトで「口座管理」を選ぶ
  2. 「お客さま情報 設定・変更」を選ぶ
  3. 「お取引関連・口座情報」画面のゆうちょ銀行振替入金サービス欄を確認する
  4. 「書類請求」から「入金サービスに関する申込書(自動払込利用申込書)」を請求する
  5. 届いた書類に必要事項を記入して返送する
  6. 審査が実施されたあとサービス利用開始通知が送られるので確認する

手続は3〜4週間程度で完了し、サービスを利用できるようになります。

目的に合った株式を選んで購入する

入金が終わったあとは、目的に合った株式を選んで購入しましょう。

初めての人で何を選んでいいのかわからない場合は、SBI証券公式サイトのお悩み別の購入方法をチェックしてみましょう。

以下のように、悩み別で株式の購入方法が紹介されています。

悩み 提案されている解決方法
何を買えばよいのかわからない ・みんなが初めて購入したランキングで選ぶ
・キャンペーンで選ぶ
・株主優待で選ぶ
損をしない買い方が知りたい ・100円から投資可能な投資信託を選ぶ
・単元未満株を購入する
・話題のテーマから選んで投資できる「テーマキラー」のサービスを利用する
自分に合った商品を選びたい ・ロボアドバイザーにアドバイスを受ける
・選んだ条件別で株式や投資信託を検索する「スクリーニング機能」を利用する
・テーマやキーワードから選ぶ
とりあえず購入したい ・週ごとのおすすめの株式を紹介している特集から選ぶ
・投資信託を選ぶ

操作方法など商品の選び方以外の悩みも解決してくれるので、すぐに購入するのが難しい人はSBI証券が提供しているサービスを活用しましょう。

金融機関の仲介でSBI証券を開設すると独自のサービスが受けられる

SBI証券の口座では、金融機関を仲介して開設も可能です。

金融機関の仲介で口座を開設すると、仲介した金融機関独自のサービスも受けられる場合があります。

仲介業者を探したい場合は、SBI証券公式サイトの「金融商品仲介業者及び登録金融機関一覧」を見てみましょう。

住信SBIネット銀行では預金や外貨預金を活用してお得に取引できる

住信SBIネット銀行なら、預金や外貨預金の活用でお得に取引ができます。

SBIハイブリッド預金の金利は0.010%と、通常の円預金の金利である0.001%よりも金利が高いです。

預金残高を利用して自動的にSBI証券で買付をできる「預り金自動スィープサービス」も活用できるため便利です。

外貨建口座を開設していれば入出金の手数料もかからず、米国株式の取引をしたい人にも向いています。

住信SBIネット銀行のアプリと連携すると、SBI証券口座の残高や損益も簡単に確認できるため、取引にも役立ちます。

新生銀行では提携ATMの手数料が無料などの特典を受けられる

新生銀行の仲介でSBI証券の口座を開設すると、申請ステップアッププログラムのプラチナステージが適用されて、セブン銀行などのATM出金手数料が無料になります。

新生ステップアッププログラムとは、ステージがアップしていくたびに優遇サービスを受けられるプログラムのことです。

取引内容や残高に応じて5つのステージが用意されていて、プラチナステージは上から2番目のステージです。

インターネットの他行への振り込み手数料が、月10回まで0円になるメリットなどもあります。

三井住友カードから申し込むとVポイントを活用できる

三井住友カードから申し込むと、Vポイントを活用できます。

SBI証券では、以下3種類のポイントが利用できます。

  • Tポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント

三井住友カードの仲介口座で取引すれば、メインポイントをVポイントに変更が可能です。

普段からVポイントを貯めている人なら、三井住友カードで口座を開設してVポイントを活用しましょう。

地方銀行にもSBI証券の金融商品を仲介しているところがある

京葉銀行や青森銀行など、地方銀行でもSBI証券の金融商品を仲介しているところがあります。

ただす京葉銀行はリアルタイム入金にも対応していますが、青森銀行は対応していません。

リアルタイム入金を希望している場合には、対応している金融機関かどうか確認をした上で申し込みを検討しましょう。

SBI証券で開設できる口座は2種類

SBI証券で開設できる口座は2種類です。

  • 特定口座
  • 一般口座

選んだ口座によって確定申告の必要性が異なるので、自分に合った口座を選びましょう。

株式投資で得た利益には、20.315%の税金が発生します。

Q株式投資にかかる税金って?
株式投資によって生じる利益には、会社から分配される配当金と、株式を売却した際に発生する譲渡(売却)益があります。
この際の税金は一部の例外を除き、基本的には配当金と譲渡益それぞれに所得税15%と、住民税5%、合わせて20%の税金がかかります。
※2037年12月末までは、これに復興特別所得税が加わり、合計20.315%の税金がかかることになります。
引用元:株式投資にかかる税金って?|投資の時間|日本証券業協会

税金が発生するタイミングは、配当金を受け取ったときと株式の売却で利益を上げたときです。

本来なら確定申告の必要がありますが、選んだ口座によっては確定申告の必要がありません。

口座の違いと確定申告の有無に関して確認しておきましょう。

特定口座は源泉徴収の有無を選べる

特定口座では源泉徴収の有無が選べます。

「源泉徴収あり」で特定口座を開設すると、証券会社が源泉徴収をして税金を納めてくれるため、確定申告はいりません。

「源泉徴収なし」を選んだ場合には、自分で確定申告をする必要があります。

理由がない場合には「源泉徴収あり」を選んだ方が便利ですが、給与所得者で扶養にも入っておらず、投資による所得が20万円以下の人の場合は「源泉徴収なし」の方が得です。

給与収入が2,000万円以下の会社員で、給与以外の所得が20万円以下の場合、所得税の確定申告が不要ですが、住民税の申告は必要です。

「源泉徴収あり」を選ぶと株式投資による所得が20万円以下でも、税金が自動で天引きされます。

新規でSBI証券に口座を申し込む場合は、口座開設と同時に特定口座への申し込みができます。

すでに口座は開設していて、特定口座の利用をしたい場合には、以下の流れで申し込みをしましょう。

  1. SBI証券公式サイトの「口座管理」を選ぶ
  2. 「お客さま情報 設定・変更」を選ぶ
  3. 「お取引関連・口座情報」画面で「特定口座」を確認する
  4. 「資料請求」から特定口座申し込みに必要な書類を請求する
  5. 届いた書類に必要事項を記入して返送する

手続きが完了すると、メッセージボックスに連絡が届きます。

一般口座は自分で損益の計算が必要

一般口座を選んだら、年間の損益の計算は自分でしなければいけません。

特定口座の場合はSBI証券から「年間取引報告書」が届きます。

「年間取引報告書」には譲渡損益等を計算した情報が掲載されているため、「源泉徴収なし」を選んだ場合でも確定申告が簡単にできます。

一般口座の場合は年間取引報告書をもらえないので、自分で計算するしかありません。

特定口座とはの画像
出典:特定口座とは│SBI証券

一般的に株式投資では特定口座のほうが便利です。

非上場の未公開株を購入したいなどの理由がある場合は一般口座が必要ですが、特別な理由がない限りは特定口座で開設した方がよいでしょう。

SBI証券でNISAやつみたてNISAを始めるための口座開設方法

SBI証券でNISAやつみたてNISAをする場合には、別途口座の開設も必要です。

口座を開設する手順を確認しましょう。

SBI証券で一般NISAの口座を開設する手順

SBI証券で一般NISAの口座を開設するには、以下の手順を行います。

  1. Web上で申し込みフォームに入力する
  2. 必要書類をアップロードする
  3. SBI証券で書類の確認が行われる
  4. 税務署による審査が行われる
  5. 開設が完了する

郵送で手続きをしたい場合には、Webで「口座開設請求書」を請求し、必要事項を記入して必要書類を添えて返送します。

証券口座の開設時にNISA口座も開設する場合には、新規申し込みの際に手続きをしましょう。

一般NISAでは以下の金融商品に投資が可能で、年間120万円まで最長5年間にわたって得た利益が非課税になる制度です。

  • 状況株式
  • ETF(上場投資信託)
  • 投資信託

SBI証券でNISAを始めれば、2,500本以上の投資信託や9か国の外国株式を含めた、豊富な商品ラインナップから選択可能です。

NISA口座でもポイントが貯まっていき、貯まったポイントを使って投資も可能です。

様々な商品に投資をしたい人には、一般NISAも向いています。

SBI証券でつみたてNISAの口座を開設する手順

SBI証券でつみたてNISAの口座を開設する場合、下記の手順を行います。

  1. Web上で申し込みフォームに入力する
  2. 必要書類をアップロードする
  3. SBI証券で書類の確認が行われる
  4. 税務署による審査が実施される
  5. 開設が完了する

一般NISAと申し込む際のボタンは同じで、必要事項を入力する際に「つみたてNISA」を選ぶ点だけ異なります。

つみたてNISAは一定の条件を満たした投資信託に投資が可能で、年間120万円まで、無期限で利益が非課税になる制度です。

SBI証券の場合、170本以上の多彩なラインナップから商品が選べます。

100円から積み立てが可能なので、少額投資をしたい人にもぴったりです。

【2025年】SBI証券で開催されている口座開設キャンペーンとプログラム

SBI証券では、期間限定の口座開設キャンペーンや常設のプログラムが豊富に開催されています。

時期によっても内容は異なりますが、キャンペーンやプログラムの例を確認しておきましょう。
参考:キャンペーン・プログラム│SBI証券

開催期間内に申し込むとお得!豊富なキャンペーンの一覧

SBI証券では期間限定でキャンペーンも実施されていて、開催期間内に申し込むとお得に口座が開設できます。

実施されているキャンペーンは下記のとおりです。(2022年9月現在)。

キャンペーンの名称 条件 内容
【新生銀行口座開設で確率5倍!】米国会社四季報2022年秋冬号プレゼントキャンペーン ・キャンペーン期間中にエントリーフォームからエントリー・米国株式を500米ドルまたは5万円以上の約定価格で1回買付 ・米国会社四季報2022年秋冬号プレゼント・SBI証券利用者専用の口座開設ページから新生銀行の口座新規開設で当選確率5倍
【祝日取引開始記念】祝日取引でお得に取引しちゃおうキャンペーン ・エントリー期間中にキャンペーンにエントリー・9月23日と10月10日の日中立会と夜間立会の約定 先物・オプション取引手数料を最大2,000円キャッシュバック
【米株信用取引 売建リリース記念】貸株料年率1%に引き下げキャンペーン! ・エントリーが不要・米国株式信用取引を実施 米国株式信用取引の貸株料を年率1.0%に引き下げ
個人向け国債キャンペーン 対象期間中に対象債券を合計50万円以上購入 所定の金額のキャッシュバック
【「ポトフォる」リリース記念】アンケートに答えて「NEXT FUNDS」オリジナルグッズをゲットしよう! 【「ポトフォる」リリース記念】アンケートに回答 抽選で300名様にNEXT FUNDSオリジナルグッズをプレゼント
FX&米株取引で最大200万円!FX取引キャッシュバックキャンペーン ・エントリー期間中にキャンペーンにエントリー・キャンペーン対象外貨ペアを新規取引または米国株式の現物取引や信用取引を実施 所定の金額のキャッシュバック
NASDAQ-100祭リターンズ!CFD取引手数料最大3,000円還元キャンペーン ・エントリー期間中にキャンペーンにエントリー・CFDの取引があり期間中の対象銘柄の取引を実施 手数料を最大3,000円分キャッシュバック
第1弾 投信積立応援キャンペーン ・エントリー期間中にキャンペーンにエントリー・所定の条件を達成 ポイントのプレゼント
夏だ!祭りだ!債券大感謝祭~エントリー&対象債券購入で1,000名さまに現金10,000円が当たる ・エントリー期間中にキャンペーンにエントリー・キャンペーン対象債権の購入 抽選で1,000名に現金10,000円プレゼント
【トレードをもっと身近に!】日計り信用デビューキャンペーン第二弾! ・エントリー期間中にキャンペーンにエントリー・一般信用「日計り信用取引」を行った経験のない人が「日計り信用取引」を実施 取引手数料のキャッシュバック
「HYPER SBI 2」(無料)を試してみよう!今なら国内株式取引手数料を最大2,000円還元 ・エントリー期間中にキャンペーンにエントリー・初めてHYPER SBI2で取引を実施 取引手数料を最大2,000円分キャッシュバック
【ハズレなし】祝★iDeCo法改正!事前申込で得しちゃおうキャンペーン 企業型DC加入者限定 カタログギフト10,900円相当などプレゼント

豊富なキャンペーンが開催されているので、利用できそうなキャンペーンがあった場合は忘れずにエントリーしましょう。

デビューや紹介などが豊富!プログラムの一覧

以下のプログラムでは、常設で実施されているので要チェックです。

プログラムの名称 条件 内容
FXデビュープログラム ・プログラムのエントリー・FX口座の新規開設・指定数量以上の新規取引 最大500,000円のキャッシュバック
投資信託のつみたてをするなら「クレカ積立」がおトク! ・三井住友カードのクレジットカードの申し込み・クレジットカードの利用 年間最大31,000円相当のポイント還元
CFD(くりっく株365)デビュープログラム ・プログラムにエントリー・初めてCFD(くりっく株365)で指定数量以上の取引をする 最大50,000円のキャッシュバック
SBI ETFセレクション ・SBI証券厳選の米国ETF10銘柄の買付 買付手数料が無料
SBIプレミアムチョイス 特定の投資信託の保有 残高に応じて貯まるポイントが通常のファンドの最大50%に増量
投信お引越しプログラム ・SBI証券に投資信託の移管入庫を完了・書類受付期間内に申込書がSBI証券に到着する 投資信託の移管手数料をSBI証券が負担
Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~ ・証券総合口座を開設してインターネットコースを利用している個人・米国株式・米国ETFの買付・売却を実施 プログラムの案内を受け取ったあと最大2か月間米国株式・米国ETFの取引手数料無料
IPOフレンズプログラム ・家族や友達の紹介・紹介された家族や友達がメールを確認後に口座開設 最大100ポイントのIPOチャレンジポイントのプレゼント
25歳以下現物手数料0円プログラム インターネットコースを利用している個人 26歳の誕生日を迎える前日まで国内株式現物の手数料が0円※一部対象外あり
米国株式移管入庫手数料まるっとおまかせプログラム! ・SBI証券に米国株式の移管入庫を完了・書類受付期間内に申込書がSBI証券に到着する 米国株式移管入庫の手数料をSBI証券が負担
ポイント投資ご紹介プログラム ・SBI証券を紹介された人が新規でSBI証券に口座を開設・口座開設後に「Vカード番号を登録」 紹介者にVポイントを5,000ポイント進呈
先物・オプションデビュープログラム ・プログラムのエントリー・初めて先物・オプション取引を実施 取引数量に応じて最大100,000円のキャッシュバック
ロボアドデビュープログラム ・プログラムにエントリー・初めてロボアドバイザーで運用をする・10万円以上の入金とリスク許容度の設定・自動積立で1万円以上の引き落としを実施 最大2,500円のプレゼント

エントリーが必要なプログラムもあるため、条件もチェックしましょう。

SBI証券で口座開設をする4つのメリットは?サポートが手厚くて手数料が安いから初めても安心

SBI証券で口座開設をするメリットは、主に以下の4つです。

  • サポートが手厚いから初めて購入する人でも銘柄を選びやすい
  • 手数料が安くてお得に取引できる
  • 取扱商品が豊富だから希望に合わせて選びやすい
  • 単元未満株の購入も可能

サポートが手厚いから初めて購入する人でも銘柄を選びやすい

SBI証券はサポートが非常に手厚く、初めての購入でも銘柄を選びやすいのが特徴です。

株式の購入方法の部分でも解説したように、SBI証券の公式サイトではお悩み別の購入方法も紹介。

初めての人でも自分の知りたい部分を検索すると、希望の銘柄を見つけられます。

以下のようなメールサービスも実施されていて取引に役立ちます。

メールサービス 内容
スマートアラート(株価通知)サービス アラート条件を設定すると条件に達したタイミングでメールが配信される
企業通知サービス 以下のような内容が通知される
・コーポレートアクション
・決算発表日
・権利付最終日
ロイターニュース配信 ロイター社が厳選したニュースを受け取れる
案内メール SBI証券からの豊富な案内が受け取れる
・SBI証券の各種金融商品の紹介、サービスやキャンペーンなど
・国内株式に関する最新情報や国内週間展望などのニュース
・注目投資信託の特集や新規キャンペーンの開催など投資信託に関するニュースなど

以下のような豊富な情報も提供されているので、初めての人でも無理なく知識を身に付けられます。

  • 投資の基礎を学べる「投資基礎講座」
  • 多彩なセミナーのレポート
  • セミナーの開催

取引ガイドも用意されているため初めてでも安心です。

24時間利用対応しているチャットサポートがあり、平日8時から17時までなら担当オペレーターによるチャットサポートも利用できます。

オペレーターが遠隔操作によって、利用者のトラブルのサポートを行ってくれる「リモートサポート」も便利です。

電話による問い合わせにも対応しています。

手数料が安いからお得に取引できる

SBI証券ではネット証券の中でも手数料の安さが特徴です。

他のネット証券との手数料の比較は下記のとおりです。

証券会社 手数料(取引ごと) 手数料(定額)
SBI証券 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
100万円まで:無料
200万円まで:1,238円
300万円まで:1,691円
SBIネオトレード証券 5万円まで:50円
10万円まで:88円
20万円まで:100円
50万円まで:198円
100万円まで:374円
100万円まで:無料
150万円まで:880円
200万円まで:1,100円
300万円まで:1,540円
マネックス証券 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
100万円まで:550円
200万円まで:2,750円
300万円まで:2,750円
楽天証券 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
100万円まで:無料
200万円まで:2,200円
300万円まで:3,300円
LINE証券 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
SMBC日興証券 10万円まで:137円
20万円まで:198円
30万円まで:275円
50万円まで:440円
100万円まで:880円

※楽天証券は2023年10月1日から、手数料が無料の「ゼロコース」が誕生(適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要)

SBI証券はほかのネット証券に比べても手数料が安いです。

中には同じSBIグループのSBIネオトレード証券のような、SBI証券よりも手数料が安い証券会社はあります。

しかし提供されている商品の種類やサービス内容に差があります。

例えばSBI証券では2,700件程度の投資信託を取り扱っているのに対して、SBIネオトレード証券の取り扱いは10件程度です。

またSBIネオトレード証券は外国株の取り扱いもなく、利用できる商品は限定的です。

サービス内容と手数料を考慮すると、SBI証券の手数料は安いです。取扱商品が豊富だから希望に合わせて選びやすい

SBI証券で取引できる商品は豊富にあるので、希望に合った取引ができます。

取扱商品 取扱数や特徴
国内株式 豊富な情報の提供
外国株式/海外ETF 9か国の取り扱いあり
投資信託 2,700本以上の取り扱いがあり
債券 個人向けの国債や利付国債などの取り扱いあり
FX 全28通貨ペアの取り扱いがあり
先物・オプション取引 取引方法の丁寧な解説
CFD(くりっく株365)/eワラント ・ほぼ24時間取引可能
・レバレッジが効かせられるので手元の資金以上の取引が可能
金、銀、プラチナ 指定金額や数量指定でも購入が可能
NISA/つみたてNISA 節税しながら投資可能
iDeCo ・将来に備えられる私的な年金制度
・節税しながら資産形成可能

豊富な商品を取り扱っているので、株式以外の投資も検討している人にも便利です。

単元未満株も購入可能

SBI証券では単元未満株も購入可能です。

株は一般的に100株を1単元としてしか購入ができません。

100株に満たない株のことを単元未満株と呼び、SBI証券では1株から購入可能です。

単元未満株を購入できるかどうかは、証券会社によって異なります。

SBI証券では「S株」という名称で単元未満株も取り扱っています。

SBI証券の公式サイトで「S株」の人気銘柄として紹介をされている「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の株を購入する場合を例にして、S株の特徴を見てみましょう。

三菱UFJフィナンシャル・グループは株価が716円とします。
※2022年9月記事記載現在
参考:三菱UFJフィナンシャル・グループ│SBI証券

100株単位で購入する場合71,600円の資金が必要ですが、「S株」で1株購入するなら716円で投資できます。

単元未満株でも、配当金の受け取りが可能です。

ただし株主優待に関しては、持っている株によって異なります。

一般的に株主優待は、100株以上保有していないと受け取れません。

単元未満株で株主優待も受けたい場合は、1株から対象になっている株を選びましょう。

SBI証券で口座開設をする3つのデメリット

SBI証券で口座開設する際には3つのデメリットがあります。

  • スマホの機能を使いにくい
  • 少額投資ではIPOの抽選に当たりにくい
  • デモ取引をできない

スマホの機能を使いにくい

SBI証券の口コミを見てみると、スマホの機能を使いにくいという声が見られます。

  • 日本株と海外株で取引のツールが異なる
  • パソコン版で使える機能がスマホでは使えない場合がある

SBI証券で提供されているスマホ向けツールは「国内株式向け」「米国株アプリ」「投資信託向け」などに分かれています。

特定の商品を利用する場合には便利でも、複数の商品を取引する場合には切り替える必要性があり不便に感じる可能性も。

パソコン版とは機能が異なる部分があり、使い勝手が悪いと感じている人もいました。

例えばアプリの場合はIPO投資や過去の取引履歴の確認ができません。

少額投資ではIPOの抽選に当たりにくい

SBI証券のIPOは以下のように配分されており、少額投資では当たりにくいと言えます。

配分のルール 割合
有効申込株数に応じて厳正かつ公正な抽選が実施 60%
有効申込株数に応じてIPOチャレンジポイント数の多い利用者から順番に配分 30%
利用者の知識や経験、資力などの適合性の原則を元に取引状況をふまえて配分 10%

有効申込株数に応じて抽選する場合には、申込数が多い人のほうが有利になっています。

当然申し込むには資金が必要となり、申込数を増やすにはさらに多くのお金を用意しなければいけません。

IPOチャレンジポイントとはSBI証券が独自に設けているルールで、IPOの抽選で外れた回数が多い人ほど次の抽選で有利になる仕組みです。

新規上場株式(既上場銘柄の公募増資・売出は除く)のブックビルディングの抽選・配分に外れた回数に応じてポイントが加算される当社のポイントプログラムサービスです。
IPOチャレンジポイントは、次回以降のIPO(新規上場株式ブックビルディング)の際に使用することで当選しやすくなります。

引用元:IPOチャレンジポイントとはなんですか?│SBI証券

残りの10%は知識や経験、資力が重視されるため、高額な投資をしている人が有利です。

SBI証券ではIPOの取扱数が多く、2022年3月通期の報告によると117件もの取扱があります。

他の証券会社の場合は多くても70件台なので、投資金額を増やせば抽選に当たる可能性自体は高いと言えるでしょう。

デモ取引をできない

SBI証券では、ツールを使ったデモ取引が行えません。

例えばGMOクリック証券の場合、本番とほぼ同じ条件が利用できる取引デモも用意されていて、事前に体験が可能です。

SBI証券の場合は取引操作ガイドを用意しているので、雰囲気は掴めます。

取引の画面は見られてもデモを使った取引はできないため、初心者の人はいきなり本番の取引を始めなければなりません。

ただ最初は少額投資から始めて、慣れてから本格的な取引をすれば、デモの体験がなくても無理なく始められます。

SBI証券での口座開設がおすすめな人の特徴3選

SBI証券で口座を開設をするのがおすすめな人の特徴は、以下の3つです。

  • 投資を初めて行う人
  • ポイントを活用した投資をしたい人
  • 豊富なラインナップから投資先を選びたい人

投資を初めて行う人

SBI証券は以下の理由から初めて投資する人に向いている証券会社です。

  • 手数料が安くて投資しやすい
  • 単元未満株や投資信託で少額投資ができる
  • サポートが非常に手厚い
  • 初めての人に対して銘柄選びに関するアドバイスが詳しい

手数料が高い場合は、取引が多くなってくると負担も大きいです。

単元未満株や投資信託で少額投資ができるので、勉強をしながら少額投資を続けて、知識や経験が増えてから取引額を上げるといった方法も可能です。

サポートやアドバイスも充実しているので、初めての人も迷わずに取引ができます。

ポイントを活用した投資をしたい人

SBI証券では以下の3種類のポイントも利用できるので、ポイントを活用して投資をしたい人にも向いています。

  • Vポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント

さらにメインポイントの変更手続きをすると、VポイントやTOKYUポイントへの変更もできます。

Vポイントを利用する場合には三井住友カードの仲介口座、TOKYUポイントを利用する場合には東急カードの仲介口座への変更が求められます。

メインポイントを変更したい場合は、必要な手続きを行いましょう。

豊富なラインナップから投資先を選びたい人

SBI証券では商品のラインナップが多く、希望に合った投資先も見つけやすいです。

外国株式は9か国の取り扱いがあり、投資信託の取扱数も多いことが特徴です。

NISAやつみたてNISA、iDeCoも取り扱っているので、自分の投資したい商品も見つけやすいでしょう。

株式投資では銘柄の選び方に関するアドバイスもあり、銘柄を条件別で検索できるスクリーニング機能も便利です。

自分に合った銘柄を見つけられます。

SBI証券の口座開設に関するよくある質問と回答

SBI証券の口座開設に関するよくある質問に対して、回答していきます。

  • SBI証券に口座を開設する際には審査がある?
  • SBI証券の審査に落ちた理由を教えてもらえる?
  • SBI証券の口座開設にはマイナンバーが必要ですか?
  • 未成年でもSBI証券で口座を開設できますか?

SBI証券に口座を開設する際には審査がある?

SBI証券だけに限らず、証券会社で口座を開設する際には審査があります。

主な審査の基準は以下の通りです。

  • 国内に居住している
  • 証券会社などの金融関係の企業で勤めていない
  • 反社会勢力ではない
  • 利用者本人からの申し込みである

審査条件が厳しいわけではないものの、特に証券会社などの金融機関に勤めている人は口座開設できないため注意してください。

また未成年も申し込みができず、本人しか証券口座に申し込みができません。

SBI証券の審査に落ちた理由を教えてもらえる?

SBI証券の審査になぜ落ちたのか、理由を教えてもらうことはできません。

ただ審査基準を満たしていたにもかかわらず審査に落ちた場合は、以下のようなことも考えられます。

  • 申し込みの際に誤った情報を入力した
  • 以前に口座を開設している

申し込み情報を間違えていると、審査を実施できず口座開設もできない可能性があります。

以前口座の開設しているのを忘れて申し込んだ場合も、口座開設ができません。

SBI証券は以前「SBIイー・トレード証券」という名称でしたので、名称が変更される前に口座を開設していないか確認してみましょう。

SBI証券の口座開設にはマイナンバーが必要ですか?

SBI証券の口座開設では、マイナンバーが必須です。

 2016年1月1日より、新たに証券会社とお取引されるお客様は、口座開設時にマイナンバー(個人番号)を証券会社に提供していただく必要があります。

引用元:マイナンバーについて│日本証券業協会

SBI証券に限ったことではなく、証券会社の口座開設ではマイナンバーを提出しなければいけません。

マイナンバーが必要な理由は、利用者に代わりSBI証券が特定口座の税金の計算や納付、法律で定められている各種支払調書などの交付を税務署に行う必要があるためです。

マイナンバーが作られる以前にSBI証券を利用している人も、マイナンバーの提出を求められます。

未成年でもSBI証券で口座開設できる?

未成年でも親権者による同意があり、親権者による管理が行われる場合には口座開設が可能です。

ただし以下の条件を満たしている必要があります。

  • 18歳未満である
  • 未婚である
  • 親権者のいずれか1名がSBI証券のインターネット取引口座の開設をしている
  • 親権者全員の署名や捺印による同意書の提出をする
  • 親権者と未成年口座名義人の続柄を確認できる証明書類の提出をする
  • 親権者に知らせるパスワードで親権者が未成年口座の取引の状況を管理する
  • 口座を開設する未成年と親権者がどちらも日本に在住している

上記を満たしているか確認した上で申し込みましょう。

SBI証券で口座を開設した人の評判は?口コミをまとめ紹介

SBI証券で口座を開設した人の評判はどうなのか、口コミをまとめて紹介します。

SBI証券の良い口コミは充実したサービスに関することが多い

SBI証券の良い口コミは、以下のようなものが挙げられます。

  • クレジットカードによる積立やポイントサービスがあるのが嬉しい
  • 品揃えが豊富にあるのが魅力的だと思う
  • 住信SBI銀行と連携して便利に使える
  • 情報が豊富だから嬉しい
  • SBI証券に登録していればすべての取引ができる
  • 初心者でも簡単に始められた
  • 少額からでも取引がしやすい
  • 海外株の取引で特に便利だと思う
  • 投資商品が多くて選択肢が広い
  • ほとんどの取引ができてメインで使うのにはちょうどよい
  • 必要なサービスが全部揃っている
  • IPOポイントも貯まるのがよい
  • サイトが分かりやすくて使いやすい
  • 手数料が安い
  • 単元未満株を購入できる

「品揃えが豊富だった」「海外株の取引で便利」「必要なサービスが揃っている」など、サービス面に関する口コミが多く見られました。

手数料の安さやポイントサービスなどが良かったという声もあります。

SBI証券の悪い口コミはサイトの使いにくさに関する声が多い

SBI証券の悪い口コミは下記のとおりです。

  • パソコンでの取引画面がやや複雑に思える
  • 問い合わせをしたけど電話がつながりにくかった
  • 画面がやや古い感じがして使いにくい
  • 説明に文字が多くてサイトがやや見づらい

悪い口コミでは「取引画面が複雑」「サイトがやや見づらい」といった意見が多くありました。

また問い合わせをした際の電話がつながりにくかったという意見もあります。

ただ悪い口コミは数が少なく、多くの人が満足していることがわかりました。