証券会社のおすすめ8社を比較!初心者に最適なネット証券や選び方

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投資に興味があっても、「どの証券会社を選んでいいか分からない」「難しそうで始めるまでのハードルが高い」と感じる人は多いです。

証券会社によって特徴は違うため、初心者でも取引しやすい証券会社を選べば初めてでも無理なく投資できます。

本記事では初めて証券口座を開設する人に向けて、以下の内容を紹介。

  • おすすめの証券会社
  • 初心者向けの証券会社の選び方
  • 証券会社の基礎知識

初心者向けの証券会社の選び方や証券会社の基礎知識も解説するので、おすすめの証券会社から自分に合う所を見つけて口座を開設してください。

本サイトが独自調査した2025年最新版のおすすめ証券会社は、以下の8社です。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • 松井証券
  • auカブコム証券
  • GMOクリック証券
  • 岡三オンライン
  • DMM株

  Contens

おすすめの証券会社8選を一覧で比較

初心者でも投資を始めやすいおすすめの証券会社は、以下の8社です。

証券会社 国内株式取引手数料 取扱商品 ポイントサービス 向いている人
1約定ごと 1日定額 NISA(成長投資枠) NISA(つみたて投資枠) IPO(2023年) 投資信託 単元未満株 外国株式
SBI証券
SBI証券
無料
※電子交付サービス申込が条件
無料
※電子交付サービス申込が条件
224銘柄 91社 2,579銘柄 ・米国
・中国
・韓国
・ロシア
・タイ
・ベトナム
・インドネシア
・マレーシア
・シンガポール
・Vポイント
・Tポイント
・Pontaポイント
・PayPayポイント
・dポイント
・JALマイル
総合力で選びたい
楽天証券
楽天証券
無料
※RクロスとSOR利用が必須
無料
※RクロスとSOR利用が必須
222銘柄 61社 2,557銘柄 ・米国
・中国
・アセアン
楽天ポイント 楽天会員
マネックス証券
マネックス証券
・5万円以下:55円
・5万円超10万円以下:99円
・10万円超20万円以下:115円
・20万円超50万円以下:275円
・50万円超100万円以下:535円
・100万円以下:550円
・100万円超は300万円ごとに2,750円
219銘柄 53社 1,761銘柄 ・米国
・中国
マネックスポイント IPO初心者
松井証券
松井証券
・50万円まで:無料
・100万円まで:1,100円
※25歳以下は無料
224銘柄 70社 1,874銘柄 米国 松井証券ポイント ・NISA口座を開設したい
・25歳以下の若い世代
auカブコム証券
auカブコム証券
・5万円以下:55円
・5万円超10万円以下:99円
・10万円超20万円以下:115円
・20万円超50万円以下:275円
・50万円超100万円以下:535円
・100万円以下:無料
・100万円超200万円以下:2,200円
221銘柄 26社 1,795銘柄 米国 Pontaポイント ・単元未満株を取引したい
・少額の取引をしたい
GMOクリック証券
GMOクリック証券
・5万円以下:50円
・5万円超10万円以下:90円
・10万円超20万円以下:100円
・20万円超50万円以下:260円
・50万円超100万円以下:460円
※27歳以下は無料
・100万円以下:無料
・100万円超200万円以下:1,238円
※27歳以下は無料
36銘柄 132銘柄 ・手数料を抑えたい
・銘柄選びに迷いたくない
岡三オンライン
岡三オンライン
・10万円以下:108円
・10万円超20万円以下:220円
・20万円超50万円以下:385円
・50万円超100万円以下:660円
・100万円以下:無料
・100万円超200万円以下:1,430円
91銘柄 52社 633銘柄 中国 取引ツールにこだわりたい
DMM株
DMM株
・5万円以下:55円
・5万円超10万円以下:88円
・10万円超20万円以下:106円
・20万円超50万円以下:198円
・50万円超100万円以下:374円
無料
※キャンペーンにつき変更の可能性あり
10社 米国 DMM株ポイント ・株式に絞って投資したい
・米国株に興味がある

※2025年現在

証券会社によって得意とする分野が異なるため、重視したい条件に合う証券会社を選ぶ必要があります。

証券会社選びに悩みたくない人は、SBI証券や楽天証券を選ぶと希望を叶えやすいです。

IPOの取引に興味があるなら、マネックス証券を選びましょう。

松井証券は充実したサポート、auカブコム証券は少額投資に強みを持つ証券会社です。

口座開設前に特徴を比較して、自分に合う証券会社に申し込みましょう。

SBI証券は総合力で証券会社を選びたい人にぴったり

SBI証券

項目 内容
手数料 1約定ごと 無料
※電子交付サービス申込が条件
1日定額 無料
※電子交付サービス申込が条件
取扱商品 NISA(成長投資枠)
NISA(つみたて投資枠) 224銘柄
IPO 91社
投資信託 2,579銘柄
単元未満株
外国株式 ・米国
・中国
・韓国
・ロシア
・タイ
・ベトナム
・インドネシア
・マレーシア
・シンガポール
ポイントサービス ・Vポイント
・Tポイント
・Pontaポイント
・PayPayポイント
・dポイント
・JALマイル
向いている人 総合力で選びたい
SBI証券は取り扱い商品が多く手数料も安い傾向にあり、総合力のある証券会社を選びたい人にぴったりです。

電子交付サービスに申し込むと、単元未満株も含めた国内株式の手数料が無料に。

手数料が必要だと投資に失敗したとき負担になりますが、手数料無料なら損失を抑えられます。

投資に慣れていない初心者でも、手数料の心配なく取引が可能です。

SBI証券は新NISAにも対応していて、つみたて投資枠に対応した銘柄も豊富。

IPOの取り扱い銘柄も多く、新規上場銘柄を取引できるチャンスが広がります。

IPOチャレンジポイント制度を導入していて、抽選に外れるとポイントが貯まる仕組みです。

貯めたポイントを使用するとIPO抽選の当選確率がアップするため、複数回チャレンジすると当選する可能性が高まります。

IPOとは未上場の企業が証券取引所に上場する、将来的な値上がりが期待できる株式です。

米国株式は、2024年5月時点で5,190超の豊富な銘柄を取り扱っていました。

「初心者でどこを選んでいいか分からない」「失敗したくない」といった人は、幅広い投資に対応できるSBI証券で口座を開設しましょう。

SBI証券は複数のポイントに対応している

SBI証券はポイントサービスも充実していて、複数のポイントに対応できます。

  • Vポイント
  • Tポイント
  • Pontaポイント
  • PayPayポイント
  • dポイント
  • JALマイル

好きなポイントを貯められるので、普段集めているポイントを有効活用できます。

クレジットカードで投資信託の引き落としをするクレカ積立と三井住友カードを組み合わせれば、最大5.0%のポイント還元も可能です。

ポイントを使った投資もできるので、初心者でお金を使った投資が不安ならポイント投資で練習しましょう。

楽天証券はポイントサービスが充実した証券会社

楽天証券

項目 内容
手数料 1約定ごと 無料
※RクロスとSOR利用が必須
1日定額 無料
※RクロスとSOR利用が必須
取扱商品 NISA(成長投資枠)
NISA(つみたて投資枠) 222銘柄
IPO 61社
投資信託 2,557銘柄
単元未満株
外国株式 ・米国
・中国
・アセアン
ポイントサービス 楽天ポイント
向いている人 楽天会員
楽天証券はポイントサービスの充実した証券会社で、以下の取引でポイントの獲得や利用ができます。
サービス 取引 特徴
クレジットカード決済 NISA(つみたて投資枠、成長投資枠) 0.5%~1.0%のポイント進呈
※月10万円まで
楽天キャッシュ決済 NISA(つみたて投資枠、成長投資枠) 0.5%のポイント進呈
※月5万円まで
投信残高ポイントプログラム 対象の投資信託を保有 残高に応じて0.017%~0.5%のポイントを進呈
ポイント投資 ・投資信託
・国内株式
・米国株式
・バイナリーオプション
1ポイントから投資できる
楽天グループのSUP対象 楽天市場での獲得ポイントが最大+1倍になる 1ポイント以上のポイント投資が対象となる
楽天証券ではクレジットカード決済のみではなく、楽天キャッシュ決済も併用可能で、月に受け取れるポイントが増えます。

一般的な証券会社でポイント付与が受けられるのは、月10万円までです。

対象の投資信託を保有していると残高に応じてポイントがもらえる投信残高ポイントプログラムも導入され、効率的にポイントを獲得できます。

ポイント投資をすると楽天グループのSUP対象になり、楽天市場でのショッピング時にポイント還元率がアップ。

楽天会員はポイントプログラムの充実した楽天証券で、投資しながらポイントを効率的に貯めましょう。

楽天証券はポイント以外のサービスも充実

楽天証券はポイント以外のサービスも充実していて、使い勝手のいい証券会社です。

  • 条件を満たすと手数料無料で取引できる
  • 投資信託の取扱銘柄数が多い
  • IPOの実績もある

楽天証券では、RクロスとSORの利用を条件として手数料が無料になります。

Rクロスとは、楽天証券が運営している注文のマッチングシステム。

SRO注文とは、複数の市場から最良の価格で提供している市場を自動的に選択して売買を行う方式です。

楽天グループのシステムを利用して最良の価格を提供する市場で取引できるため、初心者でも難しくありません。

取り扱い銘柄やIPO実績も豊富で、使いやすさを重視したい人にもぴったりです。

マネックス証券はIPO初心者でも取引しやすい

マネックス証券

項目 内容
手数料 1約定ごと ・5万円以下:55円
・5万円超10万円以下:99円
・10万円超20万円以下:115円
・20万円超50万円以下:275円
・50万円超100万円以下:535円
1日定額 ・100万円以下:550円
・100万円超は300万円ごとに2,750円
取扱商品 NISA(成長投資枠)
NISA(つみたて投資枠) 219銘柄
IPO 53社
投資信託 1,761銘柄
単元未満株
外国株式 ・米国
・中国
ポイントサービス マネックスポイント
向いている人 IPO初心者
マネックス証券はIPOを購入したいけれど、慣れていなくて不安な人に向いています。

マネックス証券は通常の株式取引で手数料のかかる証券会社ですが、IPOの手数料は無料です。

抽選はコンピューターで無作為に行うため、初めてや繰り返しの申し込みでも当たりやすさに差がありません。

マネックス証券はNISAでもIPO抽選に申し込み可能で、NISA口座を開設している人も抽選に参加しやすいです。

新規公開株の情報をメールで知らせてくれるサービスもあり、申し込み忘れを減らす効果も期待できます。

将来性の期待できるIPOを中心に取引したい人は、マネックス証券に口座を開設しましょう。

投資信託は手数料無料で取引できる

マネックス証券では、投資信託なら手数料無料で取引できます。

プロに運営を任せられる投資信託も手数料がかからず、「自分では売買のタイミングが判断できない」「管理する時間がない」といった人でも投資しやすくなっています。

投資に慣れていない人は、マネックス証券の投資信託への投資も検討しましょう。

松井証券は充実したサポートで新NISAの取引に向いている

松井証券

項目 内容
手数料 1約定ごと
1日定額 ・50万円まで:無料
・100万円まで:1,100円
※25歳以下は無料
取扱商品 NISA(成長投資枠)
NISA(つみたて投資枠) 224銘柄
IPO 70社
投資信託 1,874銘柄
単元未満株
外国株式 米国
ポイントサービス 松井証券ポイント
向いている人 ・NISA口座を開設したい
・25歳以下の若い世代
松井証券は以下の充実したサポートがあり、NISA口座を開設したい人や初めて投資をする25歳以下の若い世代に向いています。
サポートの内容 詳細
サポートダイヤル ・携帯電話からかけても通話料無料
・投資に関わる疑問からパソコンやスマホの使い方までアドバイス
口座開設サポート 口座開設の流れを説明
NISAサポート NISAに関する相談を受け付け
投信サポート 投資信託の銘柄選びや投資先情報に関する相談を受け付け
有人チャット オペレーターが口座開設や取り扱い商品に関する相談にチャットで対応
NISA専用のサポートも設けられていて、詳細なアドバイスが期待できます。

電話で話をするのが苦手でも、有人チャットなら相談しやすいです。

投資知識を学びたい人は以下の幅広い情報の提供も受けられます。

  • 公式サイトに掲載された記事
  • 動画
  • アナリストが出演する動画

投資の基礎が知りたい初心者から専門家の意見を聞きたい人まで、必要な情報を得られます。

サポートを受けて投資したい人は、松井証券に口座を開設しましょう。

松井証券はシンプルで使いやすいツールも魅力

松井証券の取引ツールは、シンプルで使いやすいのが特徴です。

初めての人でも取り扱いやすいよう、操作性を重視。

アプリで情報収集もできるため、複数の媒体をチェックする必要がありません。

松井証券は、分かりやすい取引ツールが希望の人にも向いています。

auカブコム証券は単元未満株の取り扱いもあり少額で株が買える

auカブコム証券

項目 内容
手数料 1約定ごと ・5万円以下:55円
・5万円超10万円以下:99円
・10万円超20万円以下:115円
・20万円超50万円以下:275円
・50万円超100万円以下:535円
1日定額 ・100万円以下:無料
・100万円超200万円以下:2,200円
取扱商品 NISA(成長投資枠)
NISA(つみたて投資枠) 221銘柄
IPO 26社
投資信託 1,795銘柄
単元未満株
外国株式 米国
ポイントサービス Pontaポイント
向いている人 ・単元未満株を取引したい
・少額の取引をしたい
auカブコム証券は単元未満株の取り扱いもあり、少額で株が買える証券会社です。

単元未満株とは、本来100株単位で購入しなければならない株を1株から購入できる取引方法です。

単元未満株を購入すれば、少ない資金で複数の投資先に投資できます。

単元未満株でも配当金や株主優待を受け取れる銘柄もあり、株主優待を目的として投資したい人にもぴったりです。

すべての単元未満株が株主優待の対象ではないため、優待が目的の人は対象となるか確認して購入する銘柄を決めましょう。

auカブコム証券では、100円から投資信託を購入できます。

まとまった投資が難しい人でも、毎月1,000円ずつ20年間投資すれば24万円に。

投資信託の平均的な利回りは3.0%~10.0%で、5.0%の利益が出たとすれば12,000円の利益が出ます。

定期預金の金利は高くても0.4%程度のため、定期預金をするよりも利益を上げられる可能性は高いです。

少額投資なら、初心者でも無理なく始められます。

まとまった金額を投資するのが不安な人は、auカブコム証券で単元未満株や投資信託に投資しましょう。

GMOクリック証券は手数料重視で証券会社を選びたい人向き

GMOクリック証券

項目 内容
手数料 1約定ごと ・5万円以下:50円
・5万円超10万円以下:90円
・10万円超20万円以下:100円
・20万円超50万円以下:260円
・50万円超100万円以下:460円
※27歳以下は無料
1日定額 ・100万円以下:無料
・100万円超200万円以下:1,238円
※27歳以下は無料
取扱商品 NISA(成長投資枠)
NISA(つみたて投資枠) 36銘柄
IPO
投資信託 132銘柄
単元未満株
外国株式
ポイントサービス
向いている人 ・手数料を抑えたい
・銘柄選びに迷いたくない
GMOクリック証券は手数料が比較的安く、手数料重視で証券会社を選びたい人に向いています。

1日定額プランを選べば100万円以下の取引手数料が無料で、27歳以下の人ならプランに関わらず手数料が発生しません。

手数料は割安でも、サポートやツールは充実しているのがGMOクリック証券の魅力。

各種手続きからツールのインストール方法まで相談可能で、初心者でも安心の対応を期待できます。

相談は電話とメールでできるため、忙しい人は時間のあるときにメールで質問すれば都合に合わせて回答をチェックできて便利。

すぐ相談に乗って欲しければ、電話も選択できます。

GMOクリック証券では取引目的に合わせて15種類のツールが用意され、初心者から上級者まで対応。

初心者から始めて投資に慣れたら、より高機能なツールを利用すれば効率的に管理できます。

GMOクリック証券は取り扱い商品が少なく迷いにくい

GMOクリック証券では、外国株式や単元未満株の取り扱いがありません。

2,000銘柄以上取り扱っている証券会社もある中、取り扱っている投資信託の銘柄は130銘柄程度です。

豊富な商品から選びたい人には向きませんが、商品が多いと迷いがちな人にはぴったり。

少ない銘柄を比較して迷わずに決めたい人は、GMOクリック証券を選びましょう。

岡三オンラインはツールの使いやすさで人気

岡三オンライン

項目 内容
手数料 1約定ごと ・10万円以下:108円
・10万円超20万円以下:220円
・20万円超50万円以下:385円
・50万円超100万円以下:660円
1日定額 ・100万円以下:無料
・100万円超200万円以下:1,430円
取扱商品 NISA(成長投資枠)
NISA(つみたて投資枠) 91銘柄
IPO 52社
投資信託 633銘柄
単元未満株
外国株式 中国
ポイントサービス
向いている人 取引ツールにこだわりたい
岡三オンラインは、取引ツールの使いやすさで人気の証券会社です。

23種類のツールから、投資経験や使いやすさを基準として自分に合ったツールを選択できます。

初心者向けツールの特徴は、以下の通りです。

ツール名 投資商品 特徴
岡三かんたん発注 ・株式・投資信託 ・複雑な操作なしで取引できる
・文字やボタンが大きく見やすい
・必要最小限の機能で分かりやすい
岡三ネットトレーダーWEB2 株式 ・シンプルで直感的な操作性
・取引情報や注文機能が豊富
岡三オンラインFX WEB版 取引所FX 多機能ながらシンプルな画面設計
手間をかけずに手軽に取引したいときは岡三かんたん発注、豊富な情報や注文機能を活用したいなら岡三ネットトレーダーWEB2と、初心者向けツールも使い分け可能です。

慣れてきたら上級者向けツールに切り替えられ、投資経験に合わせてツールを選べます。

岡三オンラインでは初心者向けのセミナーにも参加できる

初心者でも投資しやすいよう、岡三オンラインではFXやくりっく株365の入門セミナーも開催しています。

  • 基礎知識
  • 取引の仕組み
  • リスク
  • 必要な資金

少人数制で直接説明を受けながら基礎知識や資金について学べるので、投資を始めたい人は活用しましょう。

直接会場に出向いて話を聞くのはもちろん、遠方で参加できない人に向けてオンラインセミナーも開催されています。

平日しか開催していませんが、18時開催のセミナーが最終回のため、仕事終わりの人でも参加しやすいです。

DMM株は米国株に強い証券会社

DMM株

項目 内容
手数料 1約定ごと ・5万円以下:55円
・5万円超10万円以下:88円
・10万円超20万円以下:106円
・20万円超50万円以下:198円
・50万円超100万円以下:374円
1日定額 無料
※キャンペーンにつき変更の可能性あり
取扱商品 NISA(成長投資枠)
NISA(つみたて投資枠)
IPO 10社
投資信託
単元未満株
外国株式 米国
ポイントサービス DMM株ポイント
向いている人 ・株式に絞って投資したい
・米国株に興味がある
DMM株は株式の取引に特化した証券会社で、日本株と米国株に絞って取引商品を提供しています。

人気急上昇中のテーマに沿って米国株の注目銘柄を検索できて、初心者でも購入する銘柄を絞りやすいです。

個別銘柄情報も詳しく、ビジュアル化した決算情報やアナリストの予想もチェックできます。

米国で有名な投資情報誌のダイジェスト版「バロンズ・ダイジェスト」も無料で提供。

日本語で抜粋・要約したレポートを確認できるため、投資の参考になります。

投資についての知識や気力がある人ほど運用しやすいので、ある程度投資に慣れている人におすすめ。

株取引アプリを使えば、国内株式も米国株式も簡単な操作で注文可能です。

DMM株は最短であれば申し込んだ日のうちに取引を開始できるスピーディーな対応で、投資したいと思ったタイミングですぐ始められます。

ポイントサービスも導入され、取引手数料の1.0%がDMM株ポイントとして貯まる仕組み。

1ポイント1円として取引に使える上に、貯めたDMM株ポイントは出金も可能です。

株式の売買に絞って投資をしたい人は、DMM株で口座を開設しましょう。

初心者でも使いやすい証券会社を選ぶ6つのポイント

初心者でも使いやすい証券会社を選ぶポイントは、以下の6点です。

  • 手数料はいくらか
  • 取引したい金融商品があるか
  • 使いやすいツールを提供しているか
  • 少額投資に対応しているか
  • ロボアドバイザー投資ができるか
  • 情報は充実しているか

初心者が投資をする際は、損失が出るリスクもあります。

手数料の負担が高めな証券会社を利用すると、より負担が大きくなる可能性も。

取引を希望する商品があるのに「NISAのつみたて投資枠に対応した商品がない」「取引したい国の株式がない」とならないよう、金融商品の種類も確認しましょう。

少額投資やロボアドバイザー投資に対応できると、初心者でも始めやすいです。

投資情報が充実している証券会社なら、勉強しながら投資できます。

希望通りの投資ができるよう、自分の希望する条件が叶えられる証券会社を選びましょう。

手数料の安い証券会社を選ぶと取引しやすい

証券会社を選ぶときは、手数料に注目して安いところを選ぶと初心者でも取引しやすいです。

手数料が高い証券会社だと、損失が出たときにより負担が大きくなります。

必ず儲かる投資はなく、リスクがつきものです。

投資に慣れない初心者は、損失が出たときの負担を避けるためにも以下の証券会社を選びましょう。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • GMOクリック証券

SBI証券は「ゼロ革命」のサービスを導入していて、条件を満たすと国内株式取引手数料が無料になります。

条件はインターネットコースに登録して、電子交付サービス申し込みの条件を満たすだけです。

単元未満株も無料取引の対象で、手数料を気にせず少額投資もできます。

楽天証券はRクロスとSORの利用を条件として、手数料が無料になるサービスを提供。

楽天証券が運営するシステムでSRO注文をすると手数料がかかりません。

SBI証券とは異なり利用するシステムの制限はありますが、手数料なしで取引できると負担を軽減できます。

GMOクリック証券は、27歳以下なら手数料が無料です。

例えば1約定ごとに55円の手数料がかかると、10回取引をするだけで550円の負担になります。

初心者が無理なく投資を始めるなら、手数料無料または50円以下の格安な証券会社を選びましょう。

取引したい金融商品の取り扱いがあるか確認する

証券会社を選ぶ際は、取引したい金融商品が取り扱われているか確認しましょう。

証券会社によっては、単元未満株や投資信託の取り扱いがないケースもあります。

取り扱いのない商品の例は、以下の通りです。

証券会社 取り扱っていない金融商品
GMOクリック証券 ・単元未満株
・外国株式
DMM株 ・NISAのつみたて投資枠
・投資信託
・単元未満株

単元未満株や投資信託に投資したい人は、取り扱いがある証券会社に申し込みましょう。

外国株式は証券会社によって取り扱っている国が異なるため、慎重に選ばなければいけません。

ロシアやシンガポールといった幅広い国に対応しているのはSBI証券です。

楽天証券もアセアン株を取り扱っています。

幅広い地域の株式に投資したい人は、SBI証券または楽天証券を選びましょう。

NISAは1人1口座しか持てないので慎重に申込先を選ぶ

NSIAを目的に証券口座を開くときは、1人1口座しか持てません。

申し込んだ後で比較はできないので、慎重に申込先を選びましょう。

NISA口座開設目的で証券会社を選ぶポイントは、以下の通りです。

  • 銘柄数
  • クレカ積立のポイント還元率
  • 投資したい金融商品が取り扱われているか
  • つみたて投資枠に対応した商品があるか

証券会社によって取り扱っている銘柄数は大きく違います。

証券会社 NISA(成長投資枠) NISA(つみたて投資枠) クレカ積立のポイント還元率
SBI証券 224銘柄 0.5%~5.0%
楽天証券 222銘柄 0.5%~1.0%
マネックス証券 219銘柄 0.2%~1.1%
松井証券 224銘柄 0.5%
auカブコム証券 221銘柄 1.0%~3.0%
GMOクリック証券 36銘柄
岡三オンライン 91銘柄
DMM株
取扱銘柄数に注目してNISA口座を開くなら、SBI証券や松井証券が豊富な銘柄を取り扱っています。

豊富な投資先から商品を選びたい人は、銘柄数に注目しましょう。

クレカ積立のポイント還元率や投資できる商品の種類も確認する

クレカ積立のポイント還元率が高いのは、SBI証券とsuカブコム証券です。

クレカ積立とは投信積立の決済にクレジットカードカードを利用する方法で、積立を続けつつクレジットカードのポイントを貯められます。

積立に設定するクレジットカードによってもポイント還元率は違い、高還元率のカードは年会費も高額な傾向です。

積立額が大きい人や普段の利用額が高い人は、年会費を支払っても還元されたポイントで取り戻せる可能性があります。

DMM株は株式に特化した証券会社で、つみたて投資枠の取り扱いがありません。

成長投資枠はいずれの証券会社でも利用できますが、外国株に投資したいときは外国株の取り扱いがある証券会社を選ぶ必要があります。

NISA口座を開くときは、自分が投資したい商品の取り扱いがある証券会社を選びましょう。

初心者は投資信託が豊富な証券会社を選ぶとプロに運用を任せられる

初心者が投資を始めるときは、投資信託の銘柄数が豊富な証券会社を選ぶとプロに運用を任せられます。

投資信託とは投資家から少額ずつ集めたお金をまとまった資金として、運用の専門家が株式や債券に分散して投資する方法です。

投資家は投資信託の銘柄を選ぶだけで、運用をする必要がありません。

投資を始めたばかりの人が自分で運用するよりも、投資の専門家に運用を任せた方が損失を出すリスクは低いです。

投資信託の銘柄が豊富な証券会社なら、希望に合う投資先が見つかりやすくなります。

証券会社 投資信託
SBI証券 2,579銘柄
楽天証券 2,557銘柄
マネックス証券 1,761銘柄
松井証券 1,874銘柄
auカブコム証券 1,795銘柄
GMOクリック証券 132銘柄
岡三オンライン 633銘柄
DMM株

投資信託の銘柄が多いのは、SBI証券や楽天証券です。

初心者で投資に自信のない人は、投資信託の銘柄が豊富な証券会社を選んで投資を始めましょう。

自分にとってツールが使いやすい証券会社に申し込む

投資商品の取引はツールを使用して行うため、自分にとって使いやすいツールがある証券会社を選びましょう。

ツールの使いやすさは、人によって感じ方が違います。

口座開設前に以下の方法でツールの使いやすさを確かめましょう。

  • デモ取引ができるなら実際に使ってみる
  • 取引画面を見る

使いやすさに定評のある岡三オンラインのツールは、以下のような見た目です。

岡三オンラインのツール

出典:岡三ネットトレーダーWEB2

楽天証券のツールは以下の通り。

マーケットスピードⅡ

出典:マーケットスピードⅡ│楽天証券

ツールに関する説明は公式サイトで確認できます。

グラフの表示はほぼ同じですが、操作感や他に表示できるリストなど細かい点が異なります。

スマホでチェックする機会が多い人は、PCだけでなくスマホやタブレットでの表示も確認しましょう。

画面を見続けなければならないときもあるため、楽天証券のように目が疲れないようダークモードにできるのも重要です。

デモ取引や動画による説明が見られる証券会社もあるので、自分の印象で使いやすそうだと感じるツールを選びましょう。

投資に自信がない人には少額投資できる証券会社がおすすめ

投資に自信がない人は、少額投資できる証券会社を選びましょう。

初心者が少額投資する方法は以下の通りです。

  • 単元未満株を購入する
  • 少額から投資できる投資信託

今回紹介した証券会社では、少額投資に関する取り扱い内容が異なります。

証券会社 単元未満株 投資信託の最低金額
SBI証券 100円~
楽天証券 100円~
マネックス証券 100円~
松井証券 100円~
auカブコム証券 100円~
GMOクリック証券 100円~
岡三オンライン 100円~
DMM株 投資信託の取り扱いなし

株式は原則100株単位でなければ購入できず、1株1万円の企業の株を購入するなら100万円必要です。

しかし単元未満株は1株から購入可能で、1株1万円の企業の株を1万円から購入できます。

単元株制度において1単元に満たない数の株式のこと。

出典:金融・証券用語集│日本証券業協会

1単元とは100株を言うため、少額投資をするなら単元未満株の取り扱いがある証券会社を選びましょう。

GMOクリック証券とDMM株以外は、単元未満株ニ対応しています。

投資信託は最低額が決められていて、証券会社によっては100円からの投資も可能です。

今回紹介した多くの証券会社が、100円からの投資信託の購入に対応しています。

100円のみの投資ではすぐに儲けられませんが、試しに投資を経験したい人も気軽にチャレンジできます。

数百円程度なら損失が出ても大きなダメージになりにくいので、初心者は1,000円前後の少額投資から始めてみましょう。

単元未満株は、GMOクリック証券とDMM株以外で取り扱い可能です。

少額投資のできる証券会社を選べば、初心者でも無理なく投資できます。

ロボアドバイザー投資ができると慣れていない人でも分かりやすい

ロボアドバイザー投資ができると、慣れていない人でも購入すべき商品が分かりやすいです。

ロボアドバイザーとは、証券会社などが行っているAI(人工知能)を活用して、投資診断や投資アドバイス、運用などを行うサービスです。投資に関する質問に答えることで、その人に適した資産配分の提案などを受けることができます。

出典:今さら聞けない!投資Q&A│日本証券業協会

初心者でどの投資商品を選んでいいか分からないときに、アドバイスをもらえます。

ロボアドバイザーの例は以下の通りです。

証券会社 ロボアドバイザーの名称 特徴 費用
SBI証券 SBIラップ 2つのコースを選べる 年1.0%前後
楽天証券 楽ラップ 楽天証券に運用を任せられる 年1.0%未満
SBI証券のロボアドバイザー「SBIラップ」は、2つのコースを選んで投資できます。

AI投資コースはAIの予測に基づいて自動的に投資配分を変更しながら、感情に左右されない運用を行うのが特徴です。

匠の運用コースは高リスク高リターンのアクティブファンドに、お任せで投資できます。

楽天証券の楽ラップは、診断を元に利用者の希望に合うコースを判断して投資するスタイル。

運用は任せられるので、時間がない人でも投資しやすいです。

ロボアドバイザーの利用には費用がかかります。

とはいえ慣れていない初心者が自分で投資を行うと損失が出るリスクも大きいため、手数料を支払ってAIに任せた方が利益を上げられる可能性も。

自分で判断するのが不安な人は、ロボアドバイザーが利用できる証券会社を選びましょう。

投資関連の情報が充実していると勉強しながら投資できる

投資関連の情報が充実している証券会社を選ぶと、勉強しながら投資経験を積めます。

知識を蓄えながら少額投資して、慣れたらまとまったお金を投資すると、損失の出るリスクを軽減可能です。

証券会社の公式サイトを確認すると、実施されているセミナーや提供されている情報をチェックできます。

例えばSBI証券では、YouTubeで見られるオンラインセミナーへのリンクを掲載。

興味のあるリンクをクリックすると、セミナーを閲覧できます。

楽天証券では無料の情報だけではなく、付加価値の高い有料の情報も配信。

投資に慣れてきたら、より多くの情報を集められます。

口座開設前に公式サイトをチェックして、必要な情報の提供がある証券会社を選びましょう。

証券会社とは金融商品売買の窓口となる金融機関

証券会社とは金融商品売買の窓口となる金融機関で、投資家の資産形成や運用のサポートを実施します。

証券会社は、お金を必要とする企業等や、投資家の資産運用ニーズをつなぐ「仲介役」としての役割を担っています。

出典:証券会社のいろは│日本証券業協会

投資家に対して金融商品の提案を行い、取引をサポート。

投資家と証券取引所の間に立って、投資家の売買注文を伝えています。

開設された証券口座を通じて資産管理も行ってくれるので、個人で管理する必要がありません。

証券会社のサービスを利用すれば、スムーズに金融商品の取引ができます。

自分に合う証券会社を選んで口座を開設し、取引を始めましょう。

証券会社に口座を開設する手順と申し込み方法

証券会社に口座を開設する手順は、以下の通りです。

  1. 口座開設したい証券会社を決める
  2. 証券会社の公式サイトにアクセスし必要事項を入力する
  3. 必要書類を提出する
  4. 口座開設の完了通知を受け取る
  5. 初期設定を行う

口座開設したい証券会社を選んだら、公式サイトにアクセスして口座開設ボタンから手続きを始めましょう。

必要事項を入力したら、必要書類の提出へ移ります。

必要書類を提出したら審査が実施されるので、完了通知が届くまで待ちましょう。

証券会社の審査内容

証券会社の審査では、以下の点をチェックします。

  • 反社会勢力ではないか
  • 本人からの申し込みか
  • 金融商品取引業者の役員や従業員ではないか
  • 国内に在住しているか

難しい内容ではありませんが、証券会社からお金や売買に必要な株式を借りて取引する信用口座の開設では、投資経験やリスクへの理解も問われます。

初心者は信用口座の開設を控えれば、審査に通る可能性が高い傾向です。

証券口座開設に必要な書類

証券口座開設に必要な書類は、以下の通りです。

  • マイナンバー確認書類
  • 本人確認書類

Web上で口座を開設できる証券会社なら、アップロードで書類の提出が可能です。

提出できる書類の種類を確認して、提出を済ませましょう。

万が一証券会社が倒産してもお金は返還される

万が一口座を開設した証券会社が倒産しても、預けているお金は返還されます。

証券会社は、法律によって顧客資産の分別管理が義務付けられています。

顧客資産の分別管理とは、証券会社自身の資産と投資家の資産を分けて管理する仕組みです。

証券会社が倒産しても投資家の資産は残るため、返却できます。

証券会社が顧客の資産を分けずに管理していたときに備えて、日本投資者保護基金による補償も用意。

1人の投資家につき、1,000万円を限度として補償を受けられます。

補償を受けられる金額に上限があるため、1,000万円以上の資産を預けている人は、超えた金額分の補償が受けられません。

高額投資を行うなら、利用者の多い証券会社を利用してリスクを避けましょう。

ネット証券と店舗を持つ証券会社の違いは手数料やサポート内容

証券会社にはWeb上で口座開設や取引をするネット証券と、店舗を持つ証券会社があります。

ネット証券と店舗型証券会社の違いは、以下の通りです。

証券会社の種類 手数料 担当者によるサポート 取引時間 向いている人
ネット証券 安い 自分で問い合わせる 自由度が高い 手数料の安さや自由度重視
有店舗型証券会社 高い 手厚い 店舗の営業時間に左右される サポート重視
ネット証券のメリットは、手数料の安さです。

例えば野村證券の1約定あたりの手数料は、20万円以下で2,860円かかります。

ネット証券は0円~220円程度のため、大きな差です。

有店舗型証券会社は手数料が高い代わりにサポートが手厚く、担当者がついて相談に乗ってくれます。

初めての投資で何も分からなくても丁寧に対応してもらえ、失敗のリスク軽減が可能です。

とはいえ取引時間の自由度は、ネット証券の方が高い傾向。

サポートを重視する人は有店舗型証券会社、手数料の安さや自由度を重視するならネット証券に申し込みましょう。

店舗型の証券会社でおすすめは野村證券

有店舗型の証券会社でおすすめは、野村證券です。

野村證券の強みは、投資情報や銘柄分析レポートが豊富な点。

店舗やWebでのセミナーも充実していて、NISAやiDeCoといった投資商品の特徴から、資産運用や将来のライフプランまで幅広い情報を得られます。

取り扱い商品も豊富で、自分での投資が難しいときはプロが運用してくれるラップ口座も利用可能です。

利用者にとって最も信頼できるパートナーでありたいとの思いから、野村證券では顧客担当者をパートナーと呼んでいます。

「野村のリモート相談」は、パートナーとパソコン画面を共有しながらの遠隔相談にも対応。

店舗に行かなくても詳細な相談ができて、分からない点があっても取引を続けられます。

有店舗型の証券会社を利用したい人は、1925年創業の大手証券会社、野村證券で口座を開設しましょう。

おすすめの証券会社に関してよくある質問

おすすめの証券会社や選び方に関してよくある質問は、以下の通りです。

  • 証券会社は1社に絞って申し込むべきですか?
  • 証券会社に口座を開設したらすぐに取引できますか?
  • 特定口座と一般口座では何が違いますか?
  • 証券会社は少額の投資に対応していますか?
  • 証券会社で投資をすると副業扱いになりますか?
  • 申し込みを避けた方がいい潰れそうな証券会社はありますか?
  • 証券会社で取引できるIPOとは何ですか?

取引にはリスクが伴うため、「証券会社は1社に絞った方がい?」「少額投資できる?」「潰れそうな証券会社があるの?」などの不安を感じるとの声もあります。

公務員や副業禁止の会社で働いている人は、投資をすると修業規則への違反になるのではと悩む例も。

疑問を感じる人が多い質問を取り上げたので、証券口座を開設する前にチェックして納得してから投資を始めましょう。

証券会社は1社に絞って申し込んだ方がいい?

以下の理由から、証券会社は複数社利用しても構いません。

  • 1社でシステムトラブルが起きても投資の機会を逃さない
  • 証券会社ごとの強みを活かせる
  • 投資できる商品の幅が広がる
  • 得られる情報が増える

複数の証券会社に口座があれば、1社でシステムトラブルが起きて取引できなくなっても別の証券会社で投資ができます。

「今投資したい」というタイミングでトラブルが起きていても、機会を逃しません。

証券会社によって強みが違うため、複数社に登録すれば投資したい商品に合わせて使い分けられます。

証券会社によって取り扱う商品や提供している情報が違うため、複数社に口座を開設すると投資先や情報の量も増加して便利です。

証券会社が多すぎると管理が難しいので、利用するのは2社を目安にしましょう。

NISA口座は1人1口座しか持てないので、慎重に選んで申し込み先を決めましょう。

証券会社に口座を開設したらすぐに取引を始められる?

証券会社の口座を開設したら、初期設定と証券口座への入金が済めば取引を始められます。

口座開設までの時間の例は、以下の通りです。

証券会社 口座開設までの日数
・松井証券
・岡三オンライン
・DMM株
最短当日
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
最短翌営業日
GMOクリック証券 最短2営業日後

最短であれば当日取引を始められる証券会社もあります。

混み具合や申し込み時間にもよるので必ず最短時間で口座開設できるとは限らないため、すぐにでも取引を始めたい人はできるだけ早い時間に口座開設を申し込みましょう。

特定口座と一般口座って何が違うの?

特定口座と一般口座の違いは、以下の通りです。

口座の種類 年間取引報告書の作成 確定申告の必要性 未公開株の購入
特定口座 証券会社 ・源泉徴収あり:不要
・源泉徴収なし:必要
一般口座 投資家 必要

投資初心者に向いているのは、特定口座の源泉徴収ありです。

年間取引報告書の作成も確定申告も実施せずに済み、手軽に投資できます。

源泉徴収ありにすると、本来納税の必要がない給与以外の所得が20万円以下の人でも、税金を納めなければいけません。

少額投資をすると税金分受け取れる金額は減りますが、源泉徴収なしにすると住民税の申告も必要です。

手間を避けるなら、特定口座の源泉徴収ありを選びましょう。

証券会社で少額のみ投資してもいいの?

証券会社では、少額のみ投資をしても構いません。

単元未満株の販売や100円からの投資信託もあるように、高額投資が不安な人に向けて少額投資向けの商品も提供されています。

少額投資だとリターンも少なくなりますが、投資しなければまったくお金が増えません。

保有期間20年の長期投資の平均的な運用成果は、2.0%~8.0%程度です。

「貯める・増やす」~資産形成│金融庁

出典:「貯める・増やす」~資産形成│金融庁

定期預金の金利は高くても0.15%程度です。

何もせず家に置いておくより、投資に回すと少額でも利益を得られる可能性があります。

証券会社で投資したら副業扱いになるの?

証券会社での投資は資産形成の位置付けで、副業扱いにはなりません。

副業を禁止されている公務員や、社内規定で副業をしてはいけないと決められている会社員でも、投資ならできる可能性は高いです。

ただし社内規定で投資自体を禁止している会社に勤めている人は、副業に当たらなくても投資をするのは控えましょう。

銀行や保険会社など金融機関に勤めている人は、投資を禁止されているケースがあります。

申し込みを避けた方がいい潰れそうな証券会社は存在する?

申し込みを避けた方がいい、潰れそうな証券会社は現段階ではありません。

過去に証券会社が潰れた例はありますが、潰れる前に吸収合併される可能性の方が高いです。

万が一証券会社が潰れたとしても、投資家から預かった資産と証券会社の資産は別に管理するルールがあり、お金は戻ってきます。

別々に管理されていなかったときは、日本投資者保護基金によって1,000万円まで補償してもらえるため、心配はいりません。

1,000万円超の投資をするときは、低確率でもリスクがあります。

損失が不安なら、1,000万円を超えないよう証券会社に預ける金額の管理をしましょう。

※2025年現在

証券会社で取引できるIPOって何?

証券会社で取引できるIPOとは、未上場の企業が証券取引所に上場する株式です。

成長している企業に投資できるため、将来的な値上がりを期待できます。

IPOは購入希望者が多く、抽選方式です。

申し込んでも購入できるとは限らないので、IPO投資を希望する人は取り扱い数が多い証券会社を選びましょう。

SBI証券や松井証券は、IPOを積極的に取り扱っています。